Chance the Camper's LIFE

キャンプギアレビューを中心に、備忘録的要素を交え紹介します。

Epi.02 コールマン ツーリングドームST レビュー

Chance the Camperです。

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ソロキャンパー、又はツーリングキャンパーの方へ是非読んで頂きたい!

 

今回は、キャンプツーリングでの1番人気。

コールマン社から、

 

ツーリングドームSTf:id:djmak91:20181022215105j:image

を紹介します。

 

ツーリング用テントでST以外で選択肢に上がるのは、

❶ MSR エリクサーシリーズ

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山岳テント界を代表するブランド。

スペックの高さ、MOSS時代から引き継ぐそのデザイン性が非常に人気ですよね。

特有のベタつきや匂いが出てくるのが苦しいですが・・・

 

❷ スノーピーク アメニティドームS

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スノーピーク の初心者向けテント。

「初心者」と記載はあるものの、上級者でも充分満足できるスペックを持ちます。

このテントはスノピ沼への入り口です。

 

❸ モンベル ムーンライトシリーズ

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「月明かりの中で設営が可能」

いや、ヘッドライトくらいは使いますよね。

 

くらいでしょうか?

 

その中でも1.2を争うのが、

ツーリングドームSTとアメドでしょう。

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私はその安さからツーリングドームをチョイスしました。

画像はテスト設営の分ですが、タープと合わせても30分程度で完成する簡単さでした。

 

が。

 

結果から言いますと、

手軽ではあるがオススメはしない

です。

それでは以下レビュー。

 

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①  設営が簡単すぎる。

 

10分あればペグダウンまで余裕です!

 

「時間がかからない」これはキャンプツーリングにおいてかなり重要。

 

  1. グランドシートを敷く。
  2. インナーテントにクロスポールを差し込む。
  3. フックを掛けて立ち上げる。
  4. フライシートを掛け、マジックテープで止める。
  5. ペグダウン、必要に応じてガイダウン。

これだけですから。

 

はじめてのテントにはすごく良いかも

 

ただ、付属のペグとハンマーは最早ゴミ以外の何物でも無いので処分してソリステ買いましょうね。

 

② 価格が魅力的すぎる。

Amazon価格ではなんと

「12080」円!

what the FxxK !!!(なんてこった)!

 

③ カラーリングがスポーティ。

黒字にライムグリーン。

ライムグリーン?

「KAWASAKI」カラー?

ということでバイク乗り(特に川崎様)にはオススメのカラーリングですね。

ちなみに私はヤマハ(笑)

 

④ キャンツーに必要充分なスペック。

 

サイズ:使用時/約210×120×100(h)cm、収納時/約直径23×54cm
重量:約4.4kg
耐水圧:約1500mm(フロア/約1500mm)
定員:1~2人
材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)、ポール/FRP約直径8.5mm×2本(メイン)、FRP約直径9.5mm×1本(フロント)

 

以上がカタログスペックですね。

 

アップライトポールを使って前室をキャノピー化すればさらに有効面積が増えます。

 

また、夜露でびしょ濡れになるキャンプギア達を前室に入れて寝ておけば、朝迎えた時に夜露ダメージを防ぐことが出来ます。

 

ベンチレーション機能は3シーズン用としては申し分ないでしょう。

インナーもフルクローズが可能で、装備さえあれば冬キャンプも一応苦労なく乗り越えられますよ。

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① 材質が安っぽい

今時時代遅れなFRP製のポールです。

この商品の価格の安さ、そのカラクリはここにあります。

皆さんこのポール、折れたらどうなると思います?

折れるだけならまだ良い。

プラスチック繊維がテントを引き裂き、怪我につながる恐れもあります。

私が誰かにテントを進める時は、やはりポールにはDAC社製等の信頼のおけるブランドを採用したテントをお勧めしてます。

 

② 被る。ビビるくらい。

やはりこの値段。みんな釣られますよね。

私だってそうでした。

結果、ツーリングの人気スポット付近のフリーサイト内は、「このテントのイベントでもしてるんかい?」レベルに被りますよ。

私はこれが1番嫌でした。

 

③ 図体の割に思い。嵩張る。

ツーリングのパッキングには苦労しないものの、テント界を見回すとこのテントは見た目の割に重すぎます。

かといってその重さが耐久性に繋がっているのか?という問いに答えはNOです。

FRP製のポールも大きな障害。

 

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① 長期的な趣味として確定出来ない、初めてのテントには「ツーリングドームST」!

 

② 「どうせ買うなら永く使えるモノを」という方にはアメニティドーム!

 

③ 「登山も趣味だよ」という方には、山岳テントであるモンベル又はMSR!

 

という所でしょう。

ツーリングドームを選ばれる場合は冒頭の画像のヘキサタープXPがカラー的にもサイズ的にもベストマッチしますよ。

 

今回はここまでです。

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次回の記事もぜひご覧になって下さいね。

 

それでは良いキャンプライフを。

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